おつまみをおかずに白飯が美味い

2017/10/03 11:00 

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フェティッシュの火曜日
 

おつまみをおかずに白飯が美味い

下戸は、酒のつまみで白飯を食うのだ。
下戸は、酒のつまみで白飯を食うのだ。
先日、とある飲み会の席で「いやー、僕は酒飲まないんですけど、酒のつまみでごはんを食うのは好きなんですよ」という話をしていた。
僕としては、イカの塩辛とかそういうウェットなつまみを想定して喋ってたのだが、話し相手はもうちょい違う方向…バーなどでお通し的に出てくる、いわゆる“乾き物”を考えたらしい。
「おかきとかツナピコとかでごはん食べるの、無理じゃないですか?レーズンバターとか」
なるほど、そう来たか。いいよ、食ってやろうじゃないか。
(きだてたく)

おつまみのチョイスは専門店にて

食ってやろうじゃないか、と啖呵は切ったものの、当然のように現状はノープランである。
こういう時はプロにまず相談するのが鉄則。
とはいえ残念ながら「乾き物でごはんを食うプロ」はいないと思うので、もうちょい前段階に戻って、乾き物のプロに話を聞いてみよう。
外見からは何屋か分かりにくいが、ここが乾き物パラダイス。
外見からは何屋か分かりにくいが、ここが乾き物パラダイス。
銀座7丁目にある岡田かめやさんは、いわゆる乾き物のおつまみ専門店。銀座から新橋にかけて数多あるバー・スナックにおつまみを卸している老舗である。
店内はそう広くはないが、酒飲みが泣いて喜ぶ(僕は飲まないので、あくまで想像だが)ようなおつまみがぎっしり並んでいる。
ナッツ類やおかきなども銀座御用達の厳選されたものばかり。
ナッツ類やおかきなども銀座御用達の厳選されたものばかり。
スナック系乾き物の定番、こけし。おかきと豆のコンビがかわいい。
スナック系乾き物の定番、こけし。おかきと豆のコンビがかわいい。
岡田かめや人気No.1はドライみかん。これは白飯無理っぽいなー。
岡田かめや人気No.1はドライみかん。これは白飯無理っぽいなー。
あまりに種類がありすぎて、見ているだけではどれが白飯に合うのかピンとこない。
やはり手っ取り早くプロに相談しよう。
ということで、岡田かめや社長の岡田さんにお話を聞いてみた。
岡田かめや社長の岡田桂一さん。すごいフレンドリーに相談に乗ってもらえた。
岡田かめや社長の岡田桂一さん。すごいフレンドリーに相談に乗ってもらえた。
岡田「うーん、お米と合わせるのは考えたこと無かったなあ。うちは味の濃いのを揃えてるから、いけないことはないと思うんだけど」

確かに店内を見回してみると、味が濃くてパンチの効いてそうなものばかりだ。
「ぱくちいあられ」「グリーンカレーせん」「ゆず塩こうじあられ」など、パンチの効いてそうなラインナップ。
「ぱくちいあられ」「グリーンカレーせん」「ゆず塩こうじあられ」など、パンチの効いてそうなラインナップ。
岡田「そうそう。これ美味しいしイケるかな?って仕入れたやつでも、味が薄いと全然売れないんだよ」

製品の絶対評価が味の濃さ。酒を飲まない人間としては、これまであまり考えてこなかった価値基準である。

岡田「お米となら…これとか、いまうちでイチオシの商品なんだけど、どうですかね」
つまんで食べられるキューブ状の『焼うに』。1パック1000円の高級おつまみだ。
つまんで食べられるキューブ状の『焼うに』。1パック1000円の高級おつまみだ。
…と紹介してくれたのは、店内のど真ん中に陳列してあった『焼うに』。

岡田「これ、塩ウニと魚肉を練り合わせて固めて焼いたものなんだけど、美味しいんだよ。テレビで取材にきた大地真央さんがハマって召し上がってたね」

原材料表示を見ると、一番最初に「塩ウニ」と書いてある。ウニ風味、とかじゃなくて本当にうにの加工品なのだ。
しかも口の肥えたベテラン女優さんが気に入るぐらいだから、味も間違いなさそう。

ウニとごはんなら組み合わせもばっちりだし、これはいけるんじゃないか。
最終的に、4000円ほどの乾き物おつまみを購入。おかず代としては高額。
最終的に、4000円ほどの乾き物おつまみを購入。おかず代としては高額。
この『焼うに』以外にも、岡田さんから「こうしたらいいんじゃないか」といくつかアドバイスをいただいた。
よし、あとは実践あるのみだ。見てたら次第にお腹も減ってきたし、帰って米炊くか。

まずは懸案のレーズンバターごはん

さて、最初に勝負したいのは、飲み会の席で「無理だろう」と言われたレーズンバター。
最近はどうかは知らないが、うちの父親など団塊世代には、小岩井のレーズンバターがちょっとおしゃれなバーのおつまみとして大定番だったものだ。

でも、バターごはんは美味しいし、カレー用のライスにレーズンが入ってるやつもある。
これ、実は普通にイケるんじゃないかと最初から思ってたのだ。
レーズンバター&ミニカルパス。どう見てもここから飲みが始まる流れだ。
レーズンバター&ミニカルパス。どう見てもここから飲みが始まる流れだ。
そこにさらに旨味を加えるために、こちらもお馴染みのミニカルパスをプラスしてみよう。
ほらほら、どうだろう。どんどんイケそうな気がしてこないか?
カルパスレーズンバター醤油ごはん。
カルパスレーズンバター醤油ごはん。
炊きたてのホカホカごはんに刻んだミニカルパスを混ぜ込み、輪切りのレーズンバターをオン。さらに醤油をちょいと垂らす。
これどうだ。もう見ただけで美味くないか?どうよ?
うひょー、やっぱり美味いじゃーん!
うひょー、やっぱり美味いじゃーん!
目論見通り、ばっちり美味い。
バターのコクと醤油が米に絡んで、さらにたまにカルパスの塩気とレーズンの甘味が来る。しょっぱい・甘い・バター醤油、しょっぱい・甘い・バター醤油。味の変化が止まらないので、延々と食べられるやつだ。
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@nifty

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