ICなしで太鼓の達人風ゲームを作る、「普通じゃないプログラム」発表会

2017/10/05 11:00 

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ロマンの木曜日
 

ICなしで太鼓の達人風ゲームを作る、「普通じゃないプログラム」発表会

やろうぜ、太鼓の達人!…文明が崩壊した地球で。
やろうぜ、太鼓の達人!…文明が崩壊した地球で。
今年も明治大学で開催された「普通じゃないプログラミング発表会 ABPro」へ参加した。

普通じゃないプログラム、とは「みんなを驚かせ、笑わせ、幸せにするプログラム」のことを指す。
既存のスマホアプリのような枠には収まらない、様々な普通じゃないプログラムを発表するのがABProだ。

去年に引き続き、また取材をさせてもらえることになった。
今回は30件近い発表の中から特に皆さんに紹介したい作品を取り上げてレポートしていきたい。
(爲房新太朗)

まずはわかりやすく普通じゃないプログラムを紹介

普通じゃないプログラミングとはどういうものなのか。まずはそれが一番わかりやすいこの作品から紹介しよう。

開発者の@HirokiUsubaさんは筆箱にないランキング1位は分度器だ、と言い出した。
必要なときに筆箱にない文房具ランキング。ちなみに大体の発表は無理やりな導入部から始まるので、ランキングは気にしてはいけない。
必要なときに筆箱にない文房具ランキング。ちなみに大体の発表は無理やりな導入部から始まるので、ランキングは気にしてはいけない。
そしてそれを代用するものがコレだという。
Macbook Airだ。
Macbook Airだ。
どういうことだ。Macbook Airはパソコンだ。
分度器とは何の関係もないだろう。
みんながそう思った次の瞬間、こんなスライドを出してきた。
ここ!ここで角度が測れる!
ここ!ここで角度が測れる!
何を言っているんだ。普通じゃない主張をしてきた。

しかしこれは普通じゃないプログラミング発表会だ。プログラミングが組み合わさることで普通じゃない主張も現実化するのである。
Macbook Airを分度器にするための方法はこうだ。
インカメラとトラックパッドを使います!
インカメラとトラックパッドを使います!
ビデオ通話などをするためにインカメラが付いている。そしてマウスカーソルを操作するためのトラックパッドがある。
マックを閉じようとするとカメラにトラックパッドが写るのだ。
そしてこの位置をプログラムで測ることで、角度が計算出来るという。

どういうことだと思っているうちに、デモを始めた。
…測れてる!!
…測れてる!!
プログラムを動かしてマックをパカパカすると、確かに角度が測れている!

@HirokiUsubaさんは欅坂46を推しているとのことで、マックの角度を46度にするゲームを作ってきたのだった。マック46だ。
マックで46度を作る男。
マックで46度を作る男。
こんな普通じゃないプログラミングが今年もたくさん出てきたのである。

これが俺たちのシンギュラリティだ

世間ではAIやらディープラーニングやら、コンピュータに色んなことをさせるのがおおはやりである。
そんな中で料理のレシピを提案させてみたのができゅうさん(@de_kyuu)だ。
色々と難しそうな単語が並んでいる。
色々と難しそうな単語が並んでいる。
レシピサイトから、料理のタイトルや材料、手順を取ってきて自動でそれっぽく組み合わせて新しいレシピを作るというプログラムを作ってきた。
そのプログラムが出してきたレシピに盲目的に従ってみたのである。
料理名は「ちの」、サブタイトルは「おしいのコリコリ煮のするです」だ。
料理名は「ちの」、サブタイトルは「おしいのコリコリ煮のするです」だ。
料理名からしておかしい。しかし膨大なレシピの中からそれっぽいタイトルを付けたので間違っていないはずだ。
手順もそれっぽいものを自動で生み出している。
まずは肉を引っ張って10分置く。その手順いるのか。
まずは肉を引っ張って10分置く。その手順いるのか。
と思ったら普通な手順も出てきた。安心する。
と思ったら普通な手順も出てきた。安心する。
切った野菜にはチョコレートを軽く握って振りかける。儀式的な動きが入ってくるな…。
切った野菜にはチョコレートを軽く握って振りかける。儀式的な動きが入ってくるな…。
そんなこんなで完成!
そんなこんなで完成!
焦げた肉と、コンデンスミルクとチョコで甘くなった野菜炒めが誕生した。
味は…想像に難くない。これがシンギュラリティ時代のご飯である。

とんだディストピアだ。
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@nifty

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