三菱東京UFJ銀:三毛頭取「効率化で3割の業務量削減」

2017/10/12 00:00 

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 三菱東京UFJ銀行の三毛兼承頭取は6月14日の就任後初めて毎日新聞などのインタビューに応じた。支店視察を踏まえ「シニア層のお客様が多く、従来型の業務で良いのか疑問を感じた」と述べ、高齢事業者を中心とした富裕層ビジネスを本格化させる考えを示した。またデジタル化などによる業務の効率化で「現在の業務量の約3割、人に換算すると約9500人分の業務を削減できる」と明らかにした。

 就任後200社以上の顧客企業トップと面談したことを明らかにし、「研究開発から事業変革、資本政策まで、銀行への相談、要望が多様化していることを実感した」と説明。顧客企業からの要望に柔軟に応えられるよう、現在リテール(小口)、法人、国際の3部門に分かれた組織を再編し、グループの重複する業務を減らすよう体制を整備する考えを示した。業務の効率化により「お客様と向き合う時間を増やし、付加価値の高いコンサルテーションをできるようにしたい」と語った。

 頭取職については「業務の3分の2が会議と打ち合わせ。(本店の)建物の中の仕事がたいへん多い。もっとお客様、現場との接点を持ちたい」と意気込みを語った。自身の強みについては「相当厳しい仕事をしていても、周囲からつらそうには見られないこと」と表現し、「困難にも先頭に立って取り組む」と組織改革への意欲を語った。

 三毛氏は、小山田隆前頭取が健康問題により突然退任したことを受け「緊急登板」した。【宮川裕章】

毎日新聞

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