米家電見本市:日本企業 得意分野でアピール

2018/01/10 20:13 

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 【ラスベガス清水憲司、釣田祐喜】米西部ラスベガスで9日、家電見本市「CES」が開幕した。出展した国内企業も、得意分野を生かしたAI活用を急いでいる。

 ソニーの平井一夫社長は9日、ラスベガスで記者団に「(AIを通じ)好きな音楽にめぐり合う体験を提供したい」と述べ、映像や音響などのエンターテインメント分野でAIの活用を加速する方針を表明。国内で今月発売するAI搭載の犬型ロボット「aibo」(アイボ)の海外展開にも意欲を示した。

 初出展のヤマハ発動機はAI搭載の電動二輪車「モトロイド」を展示した。AIを活用した顔認証で登録した所有者のみに反応。所有者が数メートル前から手招きすると、モトロイドが自動でスタンドを外して自立し、ゆっくりと近づく。

 同じく初出展のオムロンは、卓球AIロボット「フォルフェウス」を開発した。工場向け作業ロボットの技術を応用。プレーを通じてAIが対戦相手の腕前を学習し、ラリーを続けやすい球を返せるように上達する。ロボット展示により、海外企業との連携や優秀な人材獲得につなげる狙いがあるという。

 自動車大手でも、ホンダがAIで人間の感情をくみ取り、道案内など暮らしに役立つコミュニケーションロボットのコンセプトモデル「3E−A18」を公開した。日産自動車と三菱自動車、仏ルノーの3社連合もAI開発を含むベンチャー企業に今後5年間で最大10億ドル(約1100億円)を投資するファンドの設立を発表。米中の開発競争をにらみつつ、先端技術の取り込みを目指す。

毎日新聞

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