里見香奈女流名人、史上最多V8も慢心せず「少しでも強くなれるように努力」

2017/03/21 13:48 

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就位式と祝賀パーティーに出席した里見香奈女流名人 (C)ORICON NewS inc.

 史上最多となる8連覇を達成した将棋の里見香奈女流名人が21日、都内で開かれた就位式と祝賀パーティーに出席。謝辞では周囲への感謝を述べると共に「少しでも将棋が強くなれるように努力していきたい」と決意を新たにした。

【写真】外国人で初めて女流棋士となったカロリーナ・ステチェンスカ女流2級

 里見は2月22日に行われた女流名人戦の第5局で上田初美女流三段に勝利し、史上最多となる8連覇を達成。女流名人戦で初めて2連敗からの3連勝で女流名人の座を守った。パーティーの最後にあいさつした里見は「今回の女流名人戦は周りの方に声をかけていただいた。2連敗してしまったときには前向きな言葉もいただきました。このような経験はすることができないと思ったので、どれだけ自分の力が出し切った。とにかく盤に集中することができたかな」と話した。

 最終局は平均110手ほどで終わるところ、202手の大熱戦。「言葉が悪いですが、終わった後、正直疲れました。すごく充実した疲れ。シリーズ全体を通していい経験になったかな」と振り返った。最後は「少しでも将棋が強くなれるように努力していきたいと思います。この1年は私にとって、すごく大きな1年になると思う。とにかく日々を無駄にしないようにがんばっていきたい。ここでお約束します」と慢心することなく、勝って兜の緒を締め直していた。

 先月6日に日本将棋連盟の会長に就任したばかりの佐藤康光九段もパーティーに出席。主催者としてあいさつした佐藤九段は「甚だ、未熟な部分も多いかと思いますけど一歩一歩、将棋界のためにがんばっていきたい。みなさま、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と所信を語りつつ「最後の最後に力を振り絞って勝ちきった」と里見をたたえていた。

 パーティーには藤井猛九段や外国人で初めて将棋の女流棋士となったポーランド生まれのカロリーナ・ステチェンスカ女流2級ら97人が出席した。
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