露経済担当:高官が相次いで訪日へ

2017/03/20 23:39 

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 ロシアの経済担当閣僚や高官が今月下旬から相次いで訪日し、日本側と経済分野の協力について協議する。複数の日露外交筋が明らかにした。安倍晋三首相が今年中に2回予定しているロシア訪問を控え、日露両国は経済分野での協力を着実に進めていく狙いだ。

 ロシアの対日貿易・経済協力担当の大統領特別代表に任じられたオレシキン経済発展相は24日に来日し、世耕弘成経済産業相(ロシア経済分野協力担当相)と会談する。日露両国が昨年12月に合意した68件の経済協力事案の推進策を話し合う。北方領土での共同経済活動についても意見交換するとみられる。

 また今月下旬から4月上旬にかけて、ロシアの産業貿易省、財務省、労働社会保障省の高官が相次いで訪日する。安倍首相は4月末にロシア訪問を予定しているほか、9月上旬にウラジオストクで開く東方経済フォーラムに出席する見通し。両政府はフォーラムでの合意事項もにらみながら、協力策を話し合う方針だ。

 日露の政治分野では、共同経済活動の在り方を話し合う次官級協議(18日)や外務・防衛担当閣僚協議「2プラス2」(20日)を相次いで開き、30日にも外務次官による「戦略対話」を予定している。一方で、閣僚や高官の協議が立て込んだことから、今年前半に予定していた国家安全保障局の谷内正太郎局長とパトルシェフ露安全保障会議書記の会談が今秋以降に延期されたという。【大前仁】

毎日新聞

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