英国:内閣改造 メイ首相の指導力に疑問も

2018/01/10 21:59 

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 【ロンドン矢野純一】メイ英首相は9日、内閣改造を行った。昨年12月に欧州連合(EU)との離脱交渉で離脱を巡る清算金の支払いなどで合意、一つの山を越えたため、足場固めを図る狙いがあった。だがEUへの立場を異にする主要閣僚が軒並み留任したほか異動打診の拒否もあるなど、指導力に対する疑問が出ている。

 新内閣ではジョンソン外相やデービスEU離脱担当相らEU強硬派と、ハモンド財務相、ラッド内相など親EU派双方が留任した。昨年12月にセクハラ告発を受け辞任したグリーン筆頭国務相の後任は置かず、グリーン氏が兼任していた内閣府担当相にはリディントン前司法相が就任した。

 一方、英メディアによると、メイ首相が異動を打診したグリーニング教育相は怒って辞任。ハント保健相にも異動を求めたが、逆にメイ氏が説得され留任となったという。

 メイ氏率いる与党保守党は、昨年6月の総選挙で少数与党となっている。

毎日新聞

国際

国際一覧>