米国務長官:「21年までに非核化」 交渉、来週にも開始

2018/06/14 10:36 

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 【シンガポール高本耕太】ポンペオ米国務長官は13日、北朝鮮の非核化に関し「大部分の軍縮を2年半程度で達成できると考えている」と述べ、トランプ米大統領の1期目任期が終わる2021年1月までに非核化の成果を出す意向を示した。日米韓外相会談のため訪問したソウルで同行記者団に語った。北朝鮮側との交渉については「来週中にも始まる」と述べた。

 トランプ氏は12日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談後の記者会見で「完全な非核化には長い時間が必要だが、プロセスが始まれば終わったも同然だ」と述べている。ポンペオ氏は「大部分の軍縮」の定義について明らかにしなかったが、技術的な検証にあたる「大がかりな国際チーム」が準備していると述べた。

 一方、両首脳が署名した共同声明に、自身がこれまで許容できる唯一の形と主張していた「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」が盛り込まれなかったことに関し、ポンペオ氏は「(声明で明記された)『完全な非核化』の言葉に、検証可能や不可逆的が含まれている。ばかげた侮辱的な質問だ」などと反論した。そのうえで首脳会談や事前協議の過程で「共同声明に含まれなかった合意事項が複数ある」とも述べた。

 トランプ氏が会談で表明した米韓合同軍事演習中止の意向については、「建設的で真摯(しんし)な協議」の進展が前提条件となると指摘した。

 ポンペオ氏は14日午前、青瓦台(大統領府)で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談し米朝首脳会談の結果を説明した。康京和(カン・ギョンファ)外相と河野太郎外相との日米韓外相会談にも臨んだ。

毎日新聞

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