首相:豪など4カ国歴訪 12日から、自由貿易体制確認へ

2017/01/11 19:05 

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 菅義偉官房長官は11日の記者会見で、安倍晋三首相が12〜17日の日程でフィリピン、インドネシア、ベトナムの東南アジア3カ国とオーストラリアの計4カ国を訪問すると発表した。アジア太平洋地域の主要国を訪問し、日本が緊密な連携を主導することを目指す。20日に「米国第一」を掲げるトランプ米政権が発足するのを控え、各国と自由貿易体制の重要性を確認する。

 今年はフィリピンが東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国、ベトナムがアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国を務める。インドネシアは東南アジア最大の地域大国だ。オーストラリアとフィリピンは米国の同盟国でもある。年初に各国を訪問し、南シナ海問題などを念頭に、今年の国際的な議論を主導することを目指す。

 また、日本とASEANなどが参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などの自由貿易協定の促進を確認する。

 首相は12日にフィリピン・マニラを訪れ、ドゥテルテ大統領と会談。ドゥテルテ氏が長年、市長を務めた南部の都市・ダバオも訪問する。14日には「準同盟国」のオーストラリアを訪れてターンブル首相と会談し、日豪間で弾薬の提供を可能とする物品役務相互提供協定(ACSA)の改定案の署名式に同席する予定だ。15日にインドネシアでジョコ・ウィドド大統領、16日にベトナムで最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長らともそれぞれ会談する。【小田中大】

毎日新聞

政治

政治一覧>