社民党:吉田氏が退任の意向表明 党首選12日告示 

2018/01/11 21:28 

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 社民党の吉田忠智党首(61)は11日、党本部で開かれた幹部会合で、任期満了に伴う党首選(12日告示)に立候補しない意向を表明した。しかし、又市征治幹事長らはその場で続投を要請。同党は告示後も吉田氏に翻意を促す。低迷が続く同党の人材難は深刻だ。

 吉田氏は2016年参院選で落選した際、党首を辞任しようとして慰留された経緯がある。11日、「国会議員のバッジを付けていない党首は非常に制約が多い。党首としての任務を十分果たすことができない」と退任を決意した理由を記者団に説明した。

 ただ、党内は吉田氏の続投を前提にしてきただけに、党所属国会議員4人を含めて立候補の動きは表面化していない。又市氏は11日の記者会見で「12日に仮に誰かが出てきたとしても、(立候補者1人による)無投票当選はあり得ない」と述べ、引き続き吉田氏に立候補を求める考えを示した。

 同党は12日にいったん告示し、立候補者がいないことを理由に再度、立候補を受け付ける案を検討している。事実上の告示延期は1週間程度になる可能性があるという。しかし、異例の対応で時間を稼げたとしても、党首選の正当性は揺らぐ。又市氏は「まずかった。もう少し早く(話し合いを)やっていればと思う」と不手際を認めた。

 吉田氏は10年参院選比例代表で初当選し、13年に党首に就任した。今回の党首選に複数の候補者が出た場合、27、28両日に投票、29日に開票される。【真野敏幸】

毎日新聞

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