大津市立小:いじめ、担任1カ月放置 4年女児が不登校に

2017/04/21 12:01 

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 大津市立小学校で2013年、当時4年の女児が同級生に転倒させられるなどのいじめに遭い、担任の30代男性教諭に訴えたものの、教諭が1カ月以上放置していたことが分かった。女児はその後、不登校になったという。

 市教委によると、女児は13年10月ごろ、校内で足をかけて転ばされ、悪口を言われるなどのいじめを複数児童から受けた。女児の保護者も加害児童に注意するよう教諭に手紙を送ったが、授業や学校行事での多忙を理由に1カ月以上対応されなかった。

 女児側が市の相談機関に訴え、学校は加害児童に指導したが、女児は翌14年9月に再びいじめを受けてほぼ不登校になった。中学2年の現在も学校を休みがちという。

 市教委などが調査し、15年2月に作成した報告書ではいじめを認定し、初動の遅れについて「教員の意識が希薄だった」などと結論。市の第三者調査委が改めて調査している。

 同市立中2年の男子生徒が11年に自殺した問題を受け、13年9月にいじめ防止対策推進法が施行された。女児のいじめが放置されたのはこの直後で、市教委は「当時の対応は大変申し訳なく思う。再調査の結果をまとめ、明らかにしたい」としている。【大原一城】

毎日新聞

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