遺伝子変異:全身真っ白 「カー」でカラスと気付く

2017/05/20 09:01 

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 18日午後4時20分ごろ、京都府和束町の農道沿いの草むらに、真っ白な鳥が1羽いるのを車で通りかかった町社会福祉協議会事務局長の山下貴志さん(42)が見つけた。鳥が「カー、カー」と鳴いたため、山下さんは「白いカラスがいる」と町役場に連絡。駆けつけた農村振興課の宮嶋靖典・環境係長(50)が飛べなくなっていたカラスを捕獲した。体長37センチ。くちばしから足まで全身が真っ白で、けがをしている様子はなかった。金網かごの中で羽をばたつかせ「カー、カー」と鳴いていた。

 白いカラスは極めて珍しいが、遺伝子の突然変異で生まれつき色素が少ないためとみられる。宮嶋係長は「白いカラスを見たのは生まれて初めて」と話し、厳しい自然界で何とか生き延びてほしいと願っているようだった。宮嶋係長は19日朝、元気な白いカラスを町内の山に逃がした。【桑田潔】

毎日新聞

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