オリックス:新人、黒木が存在感 中継ぎフル回転

2017/05/18 14:00 

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 オリックスの新人右腕が、中継ぎで存在感を見せている。ドラフト2位で、22歳の黒木優太だ。16日のソフトバンク戦では八回に登板して3者凡退に抑えると、裏の攻撃でチームが勝ち越し、待望のプロ初白星を手にした。チームの連敗も6で止め、福良監督は「厳しい場面(での登板)ばかりだが、よく頑張ってくれる」と信頼を寄せる。

 神奈川・橘学苑高で甲子園出場経験はないが、東都2部の立正大でエースとして先発、抑えにフル回転した。同姓で、ロッテでの現役時代に「魂のエース」と呼ばれた黒木知宏・日本ハム投手コーチを尊敬し、プロでは同じ「背番号54」を希望。チームメートからも黒木コーチと同じ「ジョニー」の愛称で呼ばれている。

 150キロ超の速球を武器に開幕1軍の座をつかむと、楽天との開幕戦で延長十回に初登板して無失点。以降は主に八回を任され、15試合で計15回を投げて1失点しか許していない。防御率0・60と抜群の安定感で、17日までにマークした11ホールドポイントはリーグ4位タイだ。

 「中継ぎは1点でも取られたらいけない。満足していちゃだめなんです」と黒木。西武・メヒア、日本ハム・レアードら球界屈指の強打者を打ち取っても「まだ自分が知られておらず、警戒されていないだけ」と浮かれる様子はない。「八回の男」として、「任されている以上、結果を残してやろうと思う」と、さらなる飛躍を誓う。【前本麻有】

毎日新聞

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