サッカー日本代表:怒るハリル 底上げ期待「裏切られた」

2017/10/11 22:11 

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 ◇ハイチとの国際親善試合を3−3で引き分け

 サッカー日本代表は10日、神奈川・日産スタジアムで行われたハイチとの国際親善試合を3−3で引き分けた。2−1で辛勝したニュージーランド戦(6日、豊田スタジアム)と合わせ、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた強化試合を1勝1分けで終えた。

 「君たちには裏切られた気分」。2年半前に就任してから最多の3失点を喫したハイチ戦後、ロッカールームでハリルホジッチ監督は怒りを爆発させた。「今までで一番怒っていた。怒るだけ怒って終わったので改善点など細かい話はなかった」と浅野(シュツットガルト)。冷静に話をできる状況ではなかった。

 ハイチはW杯北中米カリブ海予選で最終予選まで残れず敗退し、約7カ月ぶりの試合となった今回の練習は2日間だけ。そんな状況の相手に2点リードしながら受け身となり、球際で競り負け、寄せも甘く失点を重ねた。東口(ガ大阪)は「2点を早めに取れたのでこれくらいでいいというのはあったと思う。甘さが出た」と言う。

 予選全試合にフル出場したセンターバック吉田(サウサンプトン)ら主力は起用せず、先発メンバーに出場経験の少ない選手が並んだ試合。「結果だけ求めるならこんなメンバーではない。でもトライさせ、可能性を与えないといけなかった」とハリルホジッチ監督。だが、底上げを期待した起用で気の緩みが見られたことは許せなかった。2戦を通じ、選手層の薄さを確認したことが収穫ではさみしい。

 「最悪の試合。今日のようなパフォーマンスでは(W杯本番の)23人は今日と全員違うかもしれない」とハリルホジッチ監督。11月には欧州遠征でブラジル、ベルギーとの重要な強化試合がある。チャンスを与えられた選手は、信頼を取り戻すしかない。【大島祥平、丹下友紀子】

毎日新聞

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