F1:「夢かなった」フランス人ドライバーが日本から飛躍

2017/10/12 10:07 

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 21歳のフランス人ドライバーが日本から飛躍し、F1の舞台に立った。今季から全日本スーパーフォーミュラ(SF)選手権に参戦しているピエール・ガスリーだ。F1世界選手権第15戦のマレーシアグランプリ(GP、9月29日〜10月1日)でトロロッソからデビューし、8日に決勝が行われた日本GP(三重・鈴鹿サーキット)にも出場。「チャンスを待ち、懸命に努力して夢がかなった」と感慨に浸った。

 日本GP決勝では、14番手からスタートし、同僚のカルロス・サインツ(スペイン)らリタイアする選手が相次ぐ中、安定した走りを見せて13位でフィニッシュ。14位だったマレーシアGPに続く完走にも、ガスリーは「思うようにペースを上げられず残念。これから積極的に攻めていきたい」と満足していない。

 昨季、F1に次ぐカテゴリーのGP2シリーズ(現F2選手権)で総合王者に輝いた。今季は、前身のフォーミュラ・ニッポン時代からラルフ・シューマッハー(ドイツ)、中野信治(日本)らF1ドライバーを多数輩出したSFを選択。すぐに環境に慣れ、チーム無限で2勝を挙げるなど総合2位につけている。この活躍がトロロッソに評価され、不振だったダニール・クビアト(ロシア)の代役に抜てきされた。

 トロロッソのフランツ・トスト代表は「完走して経験を積み続けていることが収穫だ」とガスリーを第17戦の米国GPでも起用する方針だ。「最善を尽くし、F1についてできるだけ早く学びたい」とガスリー。来季もF1のシート確保を目指す。【大谷津統一】

毎日新聞

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