明治神宮野球大会:明徳義塾が2度目の優勝 高校の部

2017/11/14 13:00 

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 ◇大学の部の決勝は星槎道都大と日体大の対決に

 第48回明治神宮野球大会は第5日の14日、神宮球場で高校の部の決勝があり、2年連続7回目出場の明徳義塾(四国・高知)が、初出場の創成館(九州・長崎)を4−0で降し、明徳(当時)で優勝した1981年以来、36年ぶり2度目の優勝を果たした。

 この結果、第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の神宮大会枠(1枠)は四国地区が獲得し、四国の出場枠が3から4になった。

 大学の部は準決勝2試合を行い、星槎道都大(北海道)が環太平洋大(中国・四国)にコールド勝ち。北海道勢初の優勝に王手をかけた。今大会限りで退任する高橋昭雄監督率いる東洋大(東都)は、日体大(関東第1)に零封負けした。日体大の決勝進出は37年ぶり。

 ○…高校の部…○

 ▽決勝

明徳義塾(四国・高知)

101000200◆4

000000000◆0

創成館(九州・長崎)

(明徳義塾は36年ぶり2回目の優勝)

 ◇創成館のエース川原「準優勝は悔しい」

 創成館は、七回に致命的な追加点を奪われた。1死一、二塁からエース川原がマウンドへ。準決勝の大阪桐蔭戦で4回3分の2を無失点と好救援した左腕は、2死満塁までこぎ着けるも、最後は甘い変化球を右前に運ばれた。記録上、川原の失点にはならないが「あそこで点をやってしまっては」と唇をかんだ。全試合に登板した今大会を振り返り、「全国の強豪とできたことは良かったが、準優勝は悔しい」。さらなる成長を誓った。

  ○…大学の部…○

 ▽準決勝

星槎道都大(北海道)

01200502◆10

10000100◆2

環太平洋大(中国・四国)

(八回コールド)

(星)福田、藤塚、市毛−塚原(環)西山、岩永、又吉、屋良、大原−高祖

 ◇星槎道都大の4番・石黒が2戦連続3安打と好調

 星槎道都大の4番・石黒(4年・北海学園札幌)が2戦連続3安打と好調だ。先頭打者の二回に三塁打を放って同点のホームを踏むと、三回は勝ち越しの適時二塁打、八回も適時打を記録した。「積極的に振った結果」と石黒。決勝に向け「北海道の大学は、全国大会の優勝がない。地方の頑張りを見せたい」と意気込んだ。

東洋大(東都)

000000000◆0

01020001×◆4

日体大(関東第1)

(東)甲斐野、山下、中田、村上、片山−西川(日)松本−馬場

 ◇東洋大の高橋監督、有終の美を飾ることはできず

 東洋大の高橋監督は、9年ぶりの優勝で有終の美を飾ることはできなかった。先発した甲斐野(3年・東洋大姫路)が、二回2死から先制点を奪われ、打線も七回まで1安打と、苦しい展開が続いた。試合後は「悔しいね。でも11月中旬まで野球ができた。こんなうれしいことはない」と語り、選手たちをねぎらった。

 23歳で監督に就任し「生涯青春でやってきた」。指導した学生は約1000人を数える。46年の監督人生を振り返り「こんなにできるなんて感謝しかないですよ」。最後まで笑顔のまま、慣れ親しんだ神宮球場を去った。

毎日新聞

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