薬物混入:カヌー連盟会長「騒がせた」 スポーツ庁で謝罪

2018/01/11 11:22 

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 日本カヌー連盟の成田昌憲会長ら幹部が11日、東京都内のスポーツ庁を訪問した。トップ選手がライバルの飲料に禁止薬物を混入させる不祥事について、成田会長は「大騒ぎになることをしまして、誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 連盟は不祥事の経緯を報告した。海外出張中の鈴木大地長官に代わって対応した今里譲次長は、2020年東京五輪・パラリンピックを控え「スポーツに関心が向いている時期に、スポーツの価値を損なう出来事が起きたことを非常に遺憾に思います」と述べた。

 連盟は禁止薬物の混入を防ぐため競技会に「ドリンク保管所」を設けて、係員やカメラで監視する再発防止策も報告した。また、東京五輪の出場を目指すゆがんだライバル心が一因となったことから、フェアプレー精神を学ぶプログラムを実施するほか、選手の精神的な悩みを緩和するカウンセリングも行うことなどを説明した。

 今回の不祥事は昨年9月に石川県小松市で開かれた日本選手権で起きた。鈴木康大(やすひろ)選手(32)が小松正治選手(25)の飲料ボトルに筋肉増強剤を混入した。小松選手は検査で陽性反応を示して、資格停止処分を受けたが解除された。鈴木選手は日本アンチ・ドーピング機構(JADA)から8年間の資格停止処分を受けた。【小林悠太】

毎日新聞

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