カヌー連盟:薬物混入、防止策報告 飲み物保管所など

2018/01/11 20:43 

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 日本カヌー連盟は11日、2020年東京五輪の出場を目指したトップ選手がライバルの飲料に禁止薬物を混入した不祥事を受け、フェアプレー精神の教育や競技会でのドリンク保管所の設置を柱にした再発防止策をまとめ、スポーツ庁に報告した。連盟の古谷利彦専務理事は「東京五輪に向け、スタートを切りたい」と述べた。

 代表争いのゆがんだライバル心が一因となった。連盟は成績偏重に陥らないようにフェアプレー精神を学ぶプログラムを作り、ジュニアからトップ選手までに受講させる。また、精神的な負担を緩和するため、代表選手は適時、カウンセラーと相談できるようにする。古谷専務理事は「道徳心を高めることがスポーツの高潔性を保つことになる」と話した。

 また、禁止薬物の混入は、選手が飲料ボトルから離れたすきに行われた。連盟主催の競技会では「ドリンク保管所」を設けて、係員やカメラで監視する。3月の海外派遣選手選考会から実施する。

 不祥事は昨年9月に石川県小松市で開かれた日本選手権で起きた。鈴木康大(やすひろ)選手(32)が小松正治選手(25)の飲料に筋肉増強剤を混入した。小松選手は検査で陽性反応を示して、暫定的な資格停止処分を受けたが解除された。鈴木選手は日本アンチ・ドーピング機構(JADA)から8年間の資格停止処分を受けた。【小林悠太】

毎日新聞

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