五輪ジャンプ:ルンビ優勝、最長不倒110m 女子

2018/02/13 01:58 

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 最後に誰よりも美しく、遠くに飛んだのは今季世界をリードしてきた23歳のルンビだった。トップで迎えた2本目で最長不倒の110メートルをマーク。着地した瞬間、勝利を確信したのだろう。両腕を何度も振って笑顔で喜びを表現した。

 1本目は飛距離こそアルトハウスに届かなかったが、有利な向かい風の強さを反映した減点が少なく、得点で上回った。納得できないのか首をかしげる場面もあったが、2本目では本来の姿を取り戻した。

 1994年冬季五輪が開催されたノルウェー・リレハンメルの近郊で生まれた。兄の影響で3歳からスキーを始め、4歳からジャンプを飛ぶように。12歳で当時最高峰のコンチネンタル杯にデビューし、女子のW杯が始まった当初からW杯に参戦。ソチ五輪でも8位に入賞しているが、絶対的な力を示すようになったのは今季からだ。

 今季は10戦して7勝。さらに2位が3回。昨季までの粗さがなくなり、助走姿勢が安定したことで踏み切りのスピードが生きるようになった。

 重圧も感じていたか、前日の公式練習では着地後に転倒する場面もあった。だが、本番ではいつもと変わらぬ絶対的な強さを誇示した。【田原和宏】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>