プロ野球:ヤクルト・青木 9人目の快挙におどける

2018/06/14 21:29 

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 ○ヤクルト6−4西武●(14日・メットライフ)

 勢いよく、ぐるぐると腕を回すコーチの姿を確認し、ヤクルト・青木は迷うことなく三塁ベースを蹴った。そのまま本塁を駆け抜け、先頭打者ランニング本塁打を記録した。予想外の先制点に両手を突き上げて歓声に応えた。

 山田哲の負傷により、4月29日以来となる1番での先発出場。追い込まれてからの4球目、内寄りの直球に詰まらせた打球が、ふわりと中堅方向に上がった。しかし西武の中堅手・秋山が打球を見失って転倒した。ボールは秋山の後方を転々とした。激走した青木は「お客さんの歓声で気がついて必死に走った」とコメントした。

 初回先頭打者のランニング本塁打は2014年にロッテ・荻野が記録して以来、両リーグ9人目の快挙。青木はメジャー初本塁打も、ブルワーズ時代の12年にランニング本塁打でマークしており、久しぶりの感触に「会心の当たり?でした」と、おどけながら喜んだ。

 今年、米球界から7季ぶりに古巣・ヤクルトに復帰した。本拠地ではヒーローインタビューを受けた選手に率先して水をかけて祝福するなど、ムードメーカーの役割も担う。36歳のベテランがグラウンド内外で圧倒的な存在感を放っている。【角田直哉】

毎日新聞

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