日産新社長に内田誠専務執行役員、COOに三菱自のグプタ氏

2019/10/08 21:15 

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 日産自動車は8日、取締役会を開催し、内田誠専務執行役員(53)が社長兼最高経営責任者(CEO)に就く人事案を決めた。最高執行責任者(COO)には三菱自動車のアシュワニ・グプタCOO(49)が就く。新体制で業績の立て直しやガバナンス(企業統治)改善、カルロス・ゴーン前会長の事件以降に悪化した筆頭株主である仏自動車大手ルノーとの関係再構築などに取り組む。

 2020年1月1日までに就任する見通し。内田氏は日商岩井(現双日)を経て、03年に日産に転身。ルノーとの共同事業に携わり、18年4月から重要市場の中国で現地法人トップを務めていた。

 グプタ氏は仏ルノー出身で、日産での勤務経験もある。ルノーと関係の深い人材を置くことでルノーやルノーの株主である仏政府の理解を得るとともに、若返りを図った形だ。

 日産はゴーン被告を18年11月に会長から解任。6月の株主総会で社内改革の一環で「指名委員会等設置会社」に移行した。西川広人前CEOが不当報酬問題で9月16日付で辞任して以降、社外取締役らを中心に作る指名委員会で新人事の選定を急いでいた。

 木村康取締役会議長は8日に開いた記者会見で、内田氏について「今後の日産を前進させるのにふさわしいリーダーだと判断した」と説明した。【小坂剛志】

毎日新聞

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