ビール販売、9月は活況 W杯効果と増税前の駆け込み ビール大手4社が2桁増

2019/10/10 21:01 

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 ビール大手4社が10日発表した9月のビール類販売は、全社が前年同月比で2桁増となった。10月1日の消費税増税前の駆け込み需要に加え、9月20日開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)を観戦する外国人が飲んだ分も上積みされ、追い風になった。

 各社の推計によると、キリンは24%、サッポロは17%、サントリーは16%、アサヒは11%それぞれ増加。国内ビール類市場全体では17%伸びた。各社とも「第3のビール」の新商品を投入したほか、キリンは国内で製造販売を担うハイネケン(オランダ)のビールが、ラグビー効果で前年同月の2.4倍となった。

 ただ、消費税率が引き上げられた10月に入ってからは、アサヒが前年同月比プラスを維持する一方、キリンが約1割減るなど影響も出始めている模様だ。「11月上旬のW杯閉幕後は消費者が増税の影響を意識し始める」(ビール大手幹部)との見方もあり、各社の販売戦略が問われる。【和田憲二】

毎日新聞

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