GAFA、オンライン需要増で好決算 20年4~6月期 アマゾンは過去最高益

2020/07/31 19:27 

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 グーグルなど「GAFA」と呼ばれる米IT大手4社は30日、2020年4~6月期決算を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うオンライン需要拡大の追い風を受け、アマゾン・コムの最終(当期)利益は過去最高を更新し、アップルとフェイスブック(FB)も増収増益を確保した。グーグルの親会社アルファベットは04年のグーグル上場以来初の減収となり、明暗が分かれた。

 「通常とは異なる四半期だったが、世界中の従業員を誇りに思う」。アマゾン・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は30日の決算発表で胸を張った。新型コロナ対策で外出を控える消費者が増え、食品や日用品などのネット販売が世界的に急増。中核事業のインターネット通販の売上高は前年同期比で48%増と大幅に増加した。

 アップルは新型コロナ対策の在宅勤務やオンライン授業拡大の恩恵を受けた。パソコン「マック」が22%増、タブレット端末「アイパッド」が31%増と大幅に伸びた。FBは6月末時点の1日当たりの利用者数は世界で24億7000万人と前年比15%増加。収入全体の98%を占めるネット広告収入が10%拡大した。

 一方、アルファベットのネット広告収入は8%減の298億ドルに落ち込んだ。企業の広告配信が低調だったためだが、新型コロナ対策で自宅で過ごす人が増えたことを背景に動画投稿サイト「ユーチューブ」の広告収入は6%増加した。【ワシントン中井正裕】

毎日新聞

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