就活生を支援 オンライン説明会「ジョブ・フェア」 1~2日、経団連など

2020/08/01 12:20 

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 新型コロナウイルスの感染拡大で就職活動に影響が出ている学生を支援するため、経団連と大学による産学協議会は1~2日、オンラインの就職説明会「ジョブ・フェア」を開催する。計63社の企業・団体が、2021年春に卒業予定の学生約1150人に対し採用の機会を設ける。経団連が国内の学生向けに就職説明会を開くのは初めて。

 ジョブ・フェアに集まった企業は電機メーカーや鉄道、商社、建設などで、本社の所在地は13都府県に上る。就活生は専用サイトで登録した後、メールで配信される企業・団体の情報閲覧サイトで説明会や座談会のスケジュールを確認し、それぞれ参加する仕組み。午後1~5時の開催時間内も登録可能で、採用の申し込みに進むこともできる。

 企業が翌年の新卒生を対象に開く就職説明会は、例年だと3月に設定される。しかし今年は新型コロナの影響により、中止やウェブ対応に切り替えるケースが相次いだ。業績の悪化により、採用だけでなく雇用の維持も難しくなった企業が出てきたため、学生から就活を不安視する声が上がっていた。

 経団連は会員企業1444社などに対し、採用を通年化したり1年に複数回実施したりするよう要請している。しかし事実上の選考と指摘される企業のインターンシップで既に内定を得ていた学生より、6月1日からの選考解禁に合わせて動き出した就活生が新型コロナの影響を大きく受けており、学生間の格差拡大が懸念されている。【鳴海崇】

毎日新聞

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