かつお節削り体験に「アジパンダ」ショップ 味の素工場が見学コース一新

2021/05/04 10:59 

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 味の素東海事業所(三重県四日市市)は昨秋から稼働している、和風調味料「ほんだし」の新工場を広く知ってもらうため、工場見学の中身を一新した。体験の要素を加えて製品の良さを実感してもらうほか、同社のキャラクター「アジパンダ」と地場産品のコラボ商品を扱うショップも新設し、魅力アップを図る。

 総額約150億円を投資した新工場(鉄骨4階建て、延べ1万8300平方メートル)は昨年10月から本格的に稼働。ロボットや無人搬送設備を導入し、作業効率の大幅アップを実現した。

 見学者は原料のかつお節を砕いて粒状化する工程や製品を自動包装する工程を見られるほか、かつお節を削る体験やほんだしを入れたみそ汁の試食などもできる。

 新工場の隣には見学者用のホールを整備し、地域との共生をコンセプトにしたショップを開設。伊勢木綿、松阪木綿、尾鷲ヒノキ、萬古焼き、日永うちわなど伝統工芸や地域資源を生かした産品にアジパンダをデザインし、オリジナルグッズとして販売する。

 箕村雅史・東海事業所長は「もの作りのこだわりを体感してもらえるよう見学の中身を工夫した。ショップを通じ、地域産業の情報発信と発展に少しでも貢献できれば」と話す。

 工場見学は5月11日から始める予定だったが、新型コロナの感染拡大を受け、当面見合わせる。開始時期が決まればホームページで告知する。

 見学は原則、火、水、土曜日。1日2回で所要時間は約1時間半。感染対策のため、1回の申し込み人数は14人まで。ウェブサイトで事前予約が必要。「味の素 工場見学」で検索する。【松本宣良】

毎日新聞

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