東芝の戦略公募に10社が提案検討 取締役候補の発表は見送り

2022/05/13 21:01 

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 経営再建を進める東芝は13日、非上場化を含めた戦略の公募に投資ファンドなど10社が提案を前向きに検討していると発表した。5月30日まで受け付け、6月の定時株主総会までに提案数とその概要を公表する。

 また、この日は株主総会で提案する新たな取締役候補を発表する予定だったが、「(選任に)追加の時間が必要になった」として発表を見送った。

 同社の平田政善専務は同日の決算説明会で、10社の提案が「必ずしも非公開化(非上場化)を前提としたものではないかもしれない」とし、「経営情報を見ながらまさに提案内容の検討を始めてもらったところだ」と説明した。東芝はこれとは別に6月上旬に新経営計画を発表する。

 取締役候補選任の発表延期については「急な変更となり、深くおわび申し上げる」と陳謝。株主総会までに公表する方針を示した。

 13日に発表した2022年3月期連結決算は、半導体事業などが堅調で、売上高が前期比9・3%増の3兆3369億円、最終(当期)利益が同70・8%増の1946億円だった。【中島昭浩】

毎日新聞

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