全日空、30日も一部で欠航や遅延の可能性 エアバス不具合

2025/11/29 19:26 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 欧州の航空機大手エアバスは28日、主力の小型機「A320」シリーズで、強力な太陽放射線が飛行制御に欠かせないデータを破損させる可能性があると発表した。この影響でソフトウエアの改修が必要になり、全日空は29日の国内線計95便の欠航を発表した。徳島や富山など地方空港と羽田空港(東京)を結ぶ便が中心で、約1万3200人に影響したという。

 エアバスは航空会社にソフトウエアの改修を求めており、「相当な数」の機体が対象になるとしている。全日空は34機が対象で、30日朝までに作業が完了する見込み。日本航空は「対象となる機体を保有していない」としている。

 欧州航空安全庁(EASA)によると、10月30日に発生した米格安航空会社、ジェットブルー航空の急降下を調査する中で今回の不具合が明らかになった。

 全日空は29日午後6時半時点で、30日の運航について「大規模な欠航は生じない見込みだが、一部で欠航や遅延が生じる可能性がある」と説明している。【小川祐希、巽賢司】

毎日新聞

経済

経済一覧>

写真ニュース