オーディションに1000人の応募者が…、リモートドラマYou Tubeで配信

2020/05/22 23:13 

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完全オリジナル・テレワークドラマに出演する鈴木勝大、福田沙紀

 緊急事態宣言の解除されても、まだまだ試練の日々が続くことが予想されるエンターテインメント界。特に演劇やコンサートなどは再開の見通しが立っていない。そんな中、完全リモートでオリジナルドラマを2本制作。有名脚本家たちが書き下ろしたストーリーを演じるのは、1000人の応募者があったオーディションからキャスティングされた俳優たち。『あなたの夢叶えますガチャ』はきょう22日から、『私は誰ですか?』はあす23日から、You Tubeのドリプラチャンネルで配信する。

【動画】『あなたの夢叶えますガチャ〜ア』Aチーム 第一話

 『あなたの夢叶えますガチャ〜アイドル編』は、『東京タラレバ娘』『花咲舞が黙ってない』などを手掛けた松田裕子氏の脚本、映画『Honey』『ピーチガール』の神徳幸治氏が演出を担当。

 お金を入れると、会いたいけど会えない、会いたいと願う相手と画面上で会話ができる魔法の機械をめぐる物語。話している相手は本物なのか、現実なのか夢なのか、信じるのはあなた次第…。

■出演者
Aチーム:大森つばさ、鈴木勝大、押田岳、武本悠佑、藤林泰也、北乃颯希(登場順)
Bチーム:岡本夏美、古屋呂敏、大倉空人、相馬理、飯島颯、萩原護(登場順)。
※2つのチームに分かれて、同じ脚本を演じる。

 一方、『私は誰ですか?』の脚本は『ごくせん』『不機嫌な果実』の江頭美智留氏。演出は朗読劇の金字塔である『私の頭の中の消しゴム』をはじめ数々の演劇の脚本・演出をする岡本貴也氏が手掛けている。

 記憶喪失の男が、ネットを使って、「僕が誰なのか知ってる人いませんか?」と、SOSを出す。「知っている」と名乗りを上げた人とオンラインでやりとりしながら、自分の身元と、なぜ、記憶喪失になったのかを探る物語。

◆出演
女性版:福田沙紀、古屋呂敏、時任勇気、富山えり子、小西はる、小板橋みすず、合田雅吏、島田勇矢(登場順)
男性版:秋元龍太朗、中村守里、高木勝也、キンタロー。、門田宗大、折井あゆみ、萩原護、大澤有紗(登場順)
※2つのチームに分かれて、同じ脚本を演じる。

■ドリプラチャンネル
http://www.youtube.com/c/DREAMPLUS2020

■スタッフ陣のコメント

『あなたの夢叶えますガチャ〜アイドル編』
●脚本・松田裕子氏
 ドラマ育ちの私はテレビ大好き人間ですが、ネットも大好きなので、仲良くなって欲しいと願っていました。今回の厄災が、期せずして両者を近づけてくれて、仲良く共存するチャンスだと思っています。ここを乗り越えた先にも、オンラインはエンターテイメントの1つのジャンルとして残り続けるような気がします。この企画も進化しながら続けていけるとベストなので、ぜひ、ご視聴いただければと。

 『あなたの夢叶えますガチャ』は、オンライン会議や飲みってリアルだけどリアルじゃないみたいなところがあって、なんなら現実では会えない人にも会えそう…という妄想キッカケで書いたお話です。夢といえばアイドルということで、今回はアイドル編。好きなアイドルと話してみたい、推しのグループの中に入ってみたい、自分だけにファンサをして欲しい…そんな願いが叶ってしまうお話です。ヒロインと5人のアイドルグループを演じてくれた皆さんの魅力が1人でも多くの方に伝わりますように!

 今回、監督、キャスト全員とオンライン上での初対面だったので、いつかどこかの現場でお会いできるのを楽しみにしています。妙に緊張してしまいそうですが…。

●演出・神徳幸治氏
 参加していた作品が延期になり、20年以上当たり前のようにしていた仕事が奪われ、改めてこの仕事が僕の”生きがい”だったんだと痛感しました。そんな時に今回の話をいただき、迷うことなくやらせてくださいとお願いしました。

 初めてのリモートドラマを作るにあたって、映像編集なし、音楽もその場で入れ込む一発撮りにすることを決めて舞台を作る感覚で演出していきましたが、予想外に頭を悩ませたのはネット回線でした。

 大学の授業もリモートで始まったことから、回線が不安定で映像が乱れたり、音声が聞き取れなかったりとトラブルの連続でしたが、比較的回線が空いている土日の朝早くに撮影したりと、才能ある若い俳優たちと一喜一憂しながら作り上げました。そして世の中が不安定な中、夢に向かって真っ直ぐに立ち向かう俳優たちからたくさんの勇気をもらいました。”生きがい”を取り戻した僕たちの作品が、観ていただいた皆さんに少しでも楽しんでいただければとてもうれしいです。

『私は誰ですか?』
●脚本・江頭美智留
 プロデューサーから、「好きに書いて下さい」と言われ、以前、記憶喪失の人たちが自分の身元を探すテレビ番組を見て以来、ずっと書いてみたいと思っていたことを題材として、本当に好き勝手に書かせていただきました。

 コロナにより予定していた舞台が5本も中止や延期になりましたが、脚本家としては、こんな時こそ、新しい企画を練る時間だ! とわりと前向きでいたものの、それでも発表の場がいつ訪れるのかというモヤモヤしたものは消えず。それを、ネット配信という手段が救ってくれました。

 それにしても、Zoomでのリハ、収録は、監督も役者もなかなかに大変でした。何しろ、すべて自分でやらねばならず、しかも、それぞれが使う機材もパソコンやスマホなどさまざまで、操作方法も微妙に違い、その上、ネット状況も不安定になること度々。

 悪戦苦闘しながら長時間のリハと収録に全力投球して下さった監督と若い役者たちのエネルギー、1人でも多くの方に届きますように。

●演出・岡本貴也氏
 コロナ禍でライブのエンタメが根こそぎ失われる中、ネット上に新しいエンタメの風が吹き始めました。リモートで撮影されたドラマです。今回は事務所メイト(大先輩)の江頭美智留氏の脚本を、それも連ドラを、監督できるということで、とても光栄です。

 こんな状況だからか、オーディションには若き(そして優秀な)俳優たちがものすごい人数集まりました。その中から選ばれた精鋭たちが、それぞれの自宅で熱演し、それぞれのパソコンや携帯で撮影しました。音楽には鎌田雅人さんが手を挙げてくれ、かわいらしいタッチのドラマに仕上げてくれました。もちろん、全員ボランティア。だからこそ、自由にアートができて楽しい現場でした。現場と言っても自宅とパソコン画面ですが。男性版と女性版、それぞれ10話ずつ、楽しんでいただければうれしいです!


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