『アクリル演劇祭』松たか子、阿部サダヲ、神木隆之介、生田絵梨花らがコメント

2020/07/01 02:27 

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「マツノボクス」と名付けられたアクリルボックスの中で歌う松たか子=WOWOWで7月5日放送、『劇場の灯を消すな! Bunkamura シアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭』(撮影:宮川舞子)

 WOWOWが劇場とのコラボレーションで制作し、7月5日(後9:00~)にWOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信するWOWOWライブで放送するオリジナル番組『劇場の灯を消すな! Bunkamura シアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭』。今回、歌コーナーへ出演する、秋山菜津子、麻生久美子、阿部サダヲ、生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平、多部未華子、松たか子、村杉蝉之介(50音順)から、収録を終えてのコメントが到着した。

【写真】出演者全員

 「劇場の灯を消すな!」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期・中止が続いている劇場においてオリジナル番組を制作する、WOWOWによる演劇プロジェクト。第1弾は、松尾スズキが芸術監督を務める東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンとタッグ。

 舞台には「マツノボクス」と名付けられたアクリルボックス(前・左右3面をアクリルで囲んだ滑車付きボックス)が用意され、演者は皆その中で歌い・踊り・演じるという、ソーシャルディスタンスを考慮した新しいスタイルを試みる。

 歌コーナーでは、生田絵梨花×麻生久美子による「ケガレのテーマ」(ミュージカル『キレイ』より)、阿部サダヲ × 小池徹平 × 神木隆之介による「俺よりバカがいた」(ミュージカル『キレイ』より)、秋山菜津子 × 村杉蝉之介による「ここにいないあなたが好き」(ミュージカル『キレイ』より)、多部未華子による「ケガレのテーマ エンディングバージョン」 (ミュージカル『キレイ』より)、松たか子による「スウィング・メモリー」(『もっと泣いてよフラッパー』より)が披露される。

■出演者のコメント(一部抜粋、50音順)

【秋山菜津子】初めてシアターコクーンに立たせていただいたのが、ミュージカル『キレイ』でした。それも6月の公演だったということは、丸20年経ったんだなと思い、感慨深かったです。新型コロナウイルスの影響で自粛が続く中、今回の企画で劇場に行けること、皆さまにお伝えできることがうれしかったし、ありがたかったです。

【麻生久美子】収録は、久しぶりにいろいろな人に会うこともできて、とても楽しかったです。歌の方は、いくちゃん(生田絵梨花さん)の歌をずっと聴いていたいと思ってしまいました。そんな方の隣で久々に歌うのは緊張しましたが、楽しかったです。劇場案内は、台本が面白かったので、あとはどんな映像になるのか、楽しみですね。

 劇場は私にとって特別な場所です。見る側としては刺激のもらえるただただ楽しい場所です。出る時には怖い場所でもあるのですが、ミュージカル『キレイ』で立ったシアターコクーンは、楽しい思い出しかありません。こんなに楽しいと思った舞台は初めてで、そういう意味でも忘れられない場所、キラキラした劇場ですね。

【阿部サダヲ】アクリルボックスの中で何かをやるというのは初めてで、難しかっ
たです。たぶん二度とやることはないだろうなと思いますが、機会を与えていただいてありがたかったですし、こういう形で発信できる、というのがうれしかったです。この時期だからこその豪華な出演陣でしたし。僕自身が劇場から活動を始めているので、劇場は一番大切にしているところです。お客さんがいてこその劇場ではありますが、いなくても、手法はあるんだなと思ってうれしかったです。

【生田絵梨花】今回の収録では、劇場に来るのも、ミュージカル『キレイ』のメンバーに会うのも久しぶりで、人と会うというだけでこれだけ感動するんだ!というくらい心動かされました。『キレイ』は思い出の詰まった作品なので、歌いながらウルっと来てしまいました。

 劇場は、エネルギーを補充してくれる場所です。演じる時にはものすごいエネルギーを発散するし、お客さんとして来る時にはモチベーションが高まるし、自分にとって生きがいだなと思います。6年前にシアターコクーンで「太陽 2068 」を観たときから、いつかこんな大きな劇場に立ってみたい!と思っていたので、実現したときはうれしかったです。今回の収録で劇場に着いた時も、久々に戻ってこられたのがうれしくて、楽屋口から中に入るまで全部ムービーに撮っちゃいました(笑)。

【神木隆之介】今回の収録、楽しすぎましたね。楽屋口から入ったとき、ミュージ
カル『キレイ』の公演をやっていた頃の愛おしい記憶がよみがえりました。アクリルボックスの中で歌うというのもおもしろかったですが、歌ってみるとみんなで楽しく歌えて、アクリルがあるかないかなんてあんまり関係ないんだろうな、と思いました。

【小池徹平】まず、久々に舞台に立てたという喜びを感じました。大好きな松尾
カンパニー、大人計画のチームともご一緒でき、もう二度とできないんじゃないかという貴重な経験で、思ったより興奮して、すごく楽しかったです。やはり舞台が好きなんだなと思いました。

【多部未華子】収録では、久しぶりに歌い、初めての経験もたくさんあったので、今年一番緊張しました。今このような状況の中、演劇に愛のある人たちが集まっての素敵な企画に私も参加できることが、うれしかったです。出演される方も豪華で、こういう時だからこそできることもあるんだなと、楽しみにしていました。

 劇場は、いろいろな作品を観に行ったり、自分も立っていたりと、“勉強する場所”というイメージです。観に行く時も、出る時も毎回背筋が伸びる場所だなと思います。その中でもシアターコクーンでは松尾さんの作品でお世話になっているので、私にとっては“常に松尾さんがいる場所”です。

【松たか子】舞台に立っていたら、お芝居で出た時のことを思い出して少しセンチメンタルにもなりましたが、今ここに立っていられることがめちゃくちゃ幸せだなと思いました。お客様はいないのですが、松尾さんというすごいお客様が一人、劇場スタッフもいて、幸せでした。シアターコクーンに最初に来たのはたぶん中学生の頃で、当時芸術監督だった串田和美さんとお会いしたのを覚えています。子供のころから歌舞伎座の次によく来ていた劇場で、まさか自分が立てるとは思わなかったし、“こういうお芝居をやる劇場があるんだな”と世界を広げてくれた、思い出深い場所です。

【村杉蝉之介】リハーサルの時から、アクリルボックスの中は鏡に向かって歌っているのではないか?というくらい自分の姿が映っていて、自分と目を合わせないのに必死でした(笑)。今回、劇場で舞台や芝居を元気にする企画に参加できて光栄で、お声掛けいただいたのがうれしかったです。
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