４月にGENKINGからの改名を報告した、タレントのGENKING.（38）が13日、自身が監修・プロデュースしたウェディングブランド『Ameris』のローンチ発表会を行った。改名後初めて公の場に登場し、シックな黒いドレス姿で会場を魅了した。

【動画】GENKING.、ウエディングブランド立ち上げ＆ジェンダー問題への思いを語る

　改名してから5ヶ月経過したGENKING.は、「今年は私にとってのターニングポイント。着実と夢がかなっています。もうすぐ30代も終わってしまうけど、たった一回の人生なので今日という日を大切に生きたい」と意気込んだ。

　生まれ持った性別から「結婚はできないと諦めていたし、未来に期待が持てず過ごしてきた」という過去を明かしたが、芸能界入りをきっかけに生まれ変わったという。「性別に関してはまだコンプレックスがあるし、つらい思いもなくなってはいない。でも、人の愛って永遠に続く気がして、誰かの愛をかなえるプロジェクトがしたいなと思って」と企画経緯を説明した。

　さらに、「人の愛をたくさんかなえていったら、少しずつ、この性で生まれたことも満たされるんじゃないかな」と話し、自身の結婚願望については「私もいずれは結婚したい」と正直な思いを打ち明けた。

「私がプロデュースするとLGBTウェディングと思われがちだけど、そんなことはない。国籍や性別関係なく結婚ができるように…すべての人がハッピーに過ごしてほしいという思い。それはちゃんと伝わってほしいなと思います」と、改めてブランドの意義を説明した。

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