『光る君へ』まひろ、娘・賢子と再会も… 吉高由里子「溝が埋まらなかった」【君かたり】

2024/09/29 21:00 

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大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、まひろを演じる吉高由里子の声を紹介する。

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――久しぶりに為時邸に帰って
私的には快適だったけどね(笑)。長袴もないからセットの中にずっといることもなく、自分で外に出ていけるっていう自力の素晴らしさ、助けてもらう素晴らしさも感じてはいるけど、自力で動ける素晴らしさに羽が生えそうな日でしたね。

――娘・賢子との関係について
もちろん母として寂しいし、会いたいしっていう気持ちもあったかもしれないけれど、藤壺に上がる時にああいう別れ方をしてしまって、どこから縮めていいかわからない関係性のまま出てきちゃったっていう感じもあって、会いたい気持ちよりもやっぱりドキドキはしていたと思いますね。何から話そうかとか、相手も会いたいと思ってくれていたらいいなって思って帰ったと思うんですけど。

でもね、しょっぱなからああいう感じになってしまって。そんな1000年前からあるんですかね、反抗期って(笑)って思ったけど、でも為時さんが「お前によく似ている」って言ってくるし、自分でも自分を見ているようで、ちょっと昔を思い出すような気持ちで「悪かったな」っていう気持ちも出てくると思うし、それは大人になってから気づく。みんなそうだと思うんですけどね。

でもやっぱり寂しい気持ちがお互いの距離を離しちゃった関係性だなって思うんですよね。賢子も寂しかったのにとか「帰れなくてごめんね」とは言ってはいたけど、その寂しいが埋められる時間の密度もなかったし、コミュニケーションの距離感とかもない、いきなり「Yeah! Hey,bro!」みたいな感じ無理じゃん(笑)。

ギューってね、まひろも「ごめんね」って、ぎゅってしてあげられたらよかったんだけど、そうもいけないたいぷなんだろうね、まひろもね。お互いの寂しさが、二人の再会の溝が埋まらなかった感じになっちゃった日かなとは思うんですけど。
ORICON NEWS

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