万博、東欧の貴重「高級車」が登場へ 空冷V8・2.5Lエンジン「限られた人しか乗れなかった…

2025/07/19 12:00 

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大阪・関西万博に登場予定のクラシックカー

 大阪・関西万博に7月、貴重なクラシックカーたちが登場する。

【写真】万博に登場するチェコスロバキア製『タトラ603』

 チェコ共和国のイベントとして『ROBOT EXPEDITION PRAGUE-OSAKA EXPO2025』が実施。旧車7台がチェコのプラハ城をスタートし、大陸を横断、総距離約1万6000キロを走破し、万博会場に到着する。

 チェコ政府観光局のインスタグラムは、19日までに「プラハから大阪・関西万博を目指して走行中のROBOTエクスペディションは来週には日本に到着予定ということで、改めて走行中の車を紹介します!」と投稿。

 第1弾は、チェコスロバキア製の高級モデル車『タトラ603』(1959年)。

 同モデルについて「空冷V8・2.5Lエンジンを搭載し、政府関係者や外交官など限られた人しか乗れなかった特別な車。一般販売はされず“割り当て制”でした。特徴は、近未来的なデザインと前部の3灯(のちに4灯)ヘッドライト。人気が高く、ボディはそのままに中身だけ最新技術にアップデートされて使い続けられました」と説明。

 さらに「キューバや旧東ドイツにも輸出され、フィデル・カストロも所有していたという噂も!“力の象徴”であり、チェコスロバキアの技術力を示す文化的アイコンです」と伝え、期待が高まっている。
ORICON NEWS

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