『仮面ライダービルド』伝説回の第47話「ゼロ度の炎」配信「これ以上のサブタイは見たことがな…

2025/07/19 20:02 

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『仮面ライダービルド』に出演した(左から)赤楚衛二、犬飼貴丈、武田航平 (C)ORICON NewS inc.

 東映が運営する公式YouTubeチャンネル「東映特撮YouTube Official」で『仮面ライダービルド』の第47話「ゼロ度の炎」が19日に配信開始となった。

【動画】配信された『仮面ライダービルド』伝説回の第47話「ゼロ度の炎」

 同話は、一海が命を賭して戦い、推しであるみーたんこと美空の前で消滅する。無音演出からのエボルトの「よお」はファンの記憶に残るシーンとなっている。

 ファンは「3号ライダーメイン回史上最高傑作といっても納得してしまうくらいの神回…」「『ゼロ度の炎』後にも先にもこれ以上のサブタイは見たことがない」とコメントした。また、直後に放送された『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』も、ある意味で伝説回として名高い通称エアロビ回こと第27話「言いなりダンシング」。ファンは「ルパパトとの温度差までが2018年8月12日の伝説のニチアサ回である」とコメントしていた。

■第47話「ゼロ度の炎」あらすじ
 擬態した三羽ガラスが変身した3体のロストスマッシュを倒すため、一海(武田航平)は戦兎(犬飼貴丈)から禁じられていたブリザードナックルを使って変身。命の危険を冒しながらもグリスブリザードとなってロストスマッシュと闘う。

 一方、先を急ぐ戦兎、龍我(赤楚衛二)らの前にはリモコンブロスとエンジンブロスの擬態が現れた。「ここは俺が引き受ける」と幻徳(水上剣星)は戦兎らを先に行かせ、自らはローグに変身。リモコンブロスらとの激しい闘いに身を投じる。

 以前よりパワーが上がったリモコンブロスらに苦戦するローグ。その闘いに割って入るように内海(越智友己)が現れた。内海はマッドローグに変身、追い詰められるローグだったが、なんとマッドローグはローグと共闘する。内海はエボルトについたと見せかけ、難波会長(浜田晃)の仇を討つチャンスをうかがっていたのだった。

 リモコンブロスとエンジンブロスは合体しヘルブロスに変身。ハザードレベルで上回り、ローグとマッドローグを圧倒するが、内海から連絡を受けていた紗羽(滝裕可里)がサメとバイクのフルボトルを持って駆けつけた。エボルトの間近で研究を続けていた内海は、サメとバイクが効果を発揮すると分析。ローグとマッドローグはヘルブロス攻略に成功する。が、そこで手に入れたロストボトルを奪おうと石動(前川泰之)=エボルトが現れ…。

 キャッスル、スタッグ、オウルのロストスマッシュと互角以上の闘いをするグリスブリザードだったが、なかなかトドメを刺すことが出来ない。すると、グリスブリザードの体から粒子の放出が始まった。闘いを見守っていた美空(高田夏帆)は懸命にグリスブリザードを止めるが、「どの道助かりそうもねえんだ」と闘いを継続。まさに命をかけた攻撃を3体のロストスマッシュに仕掛けていく。

 ローグとマッドローグはエボルコブラフォームとの闘いに。エボルトのデータをドライバーにインプットしたマッドローグはエボルを一瞬追い詰めるが、自らの体が持たず強烈な一撃を浴びてしまう。変身を解除した内海はローグを庇うようにエボルの攻撃を受け、ついに力尽きるが、実は内海はサイボーグだったことが明らかになる。以前、幻徳が内海を銃で撃ち、ブラッドスタークに助けられてから内海はサイボーグとして生き続けていたのだった。全ては己のせいか…。ローグは衝撃と共に紗羽を連れて姿を消す。

 粒子の放出が激しくなる中、ついに3体のロストスマッシュを撃破したグリスブリザード。変身を解除し、消滅しかかる一海は手にしたロストボトルを「戦兎に」と美空に託す。美空は涙ながらに「お願いだから、生きてよ」と一海にすがりつくが、一海はゆっくりと消滅していく。「推しに看取ってもらえるなんて、幸せ者だな…。あいつらに自慢してやらねえと…」。美空は消滅した一海のドッグタグを手に、泣き崩れながら初めての言葉を口にする。「カズミン…」。

 各地がブラックホールに吸い込まれて消滅していく中、戦兎、龍我、幻徳らに美空から一海の消滅が伝えられた。それぞれが深い悲しみにやりきれない思いを放出、美空は紗羽と抱き合って泣き崩れる。「よお」。そんな戦兎らの前に笑みを浮かべた石動…、いやエボルトが現れた。倒すべき、いや倒さなければならない敵を目の当たりにした戦兎は、これまでにない最高の怒りをぶつける。「エボルトォォォォー!」。


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