『あんたが』“ラスト1分”にネット歓喜「遂に!」 次週最終回「寂しい」【ネタバレあり】

2025/12/02 23:00 

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火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の場面カット(C)TBSスパークル/TBS

 俳優の夏帆、竹内涼真がW主演を務める、TBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(毎週火曜 後10:00)の第9話が、2日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【別カット】勝男と鮎美が”いい雰囲気”になり…

 同作は谷口菜津子氏の同名漫画(ぶんか社)を原作に、「料理」をきっかけに男女の価値観や“当たり前”を見直していく再生ロマンスコメディ。恋人のために料理を作り続け自分を見失った山岸鮎美(夏帆)と、「料理は女が作るもの」と思い込む亭主関白な海老原勝男(竹内涼真)が、別れを経て成長していく姿を描く。

 第9話は、太平(楽駆)のバーでのメキシカンフェス当日。渾身のメキシカン風春巻きを来場者に振る舞う鮎美(夏帆)をまぶしく見ていた勝男(竹内涼真)は、椿(中条あやみ)の後押しもあり、鮎美に自分の思いを打ち明ようとするが…。一方、鮎美は付き合っていた頃とは明らかに変わった勝男に触れ、勝男との関係についてぼんやりと考え始める。そんな中、フェスの春巻きを食べた有名フードプロデューサーから鮎美に「一緒に店を出そう」との誘いが舞い込み…。

 その頃勝男もまた職場で、新規案件のプロジェクトリーダーに任命されていた。しかし、タッグを組むことになった事業戦略部の柳沢(濱尾ノリタカ)は仕事よりプライベート優先で、真っすぐ泥臭く仕事に取り組む勝男と、仕事のスタンスの違いから衝突してしまう。そして、思い悩む勝男を見た鮎美は、ある提案をするが…という展開が描かれた。

 ラストシーンでは、勝男と鮎美が、すっかり二人の行きつけとなったもつ焼き屋で酒を酌み交わす。「全力不器用男。でも今の方がいい」。そう柔らかくほほ笑む鮎美の言葉に、勝男はこれまでの向き合い方を素直に詫びる。

 店を出て並んで歩き出した帰り道、どこか吹っ切れたように勝男が立ち止まり、静かに決意を口にする。「……もっかいやり直そう。俺たち。今の俺たちならうまくいくと思う。鮎美も俺も変わったし、前みたいにはならない」。そのまっすぐな言葉が夜気に溶けていくところでシーンは終了した。

 次週放送の最終回に向けて期待感の高まる演出に、視聴者からは「最高のラスト1分でした」「遂にキター!」「勝男、よく言った!!!」「来週最終回なの寂しい」「大ハッピーエンドでお願いします!」などの声が寄せられている。
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