米中、貿易戦争回避へ次官級協議 14、15日にも再協議予定

2019/02/12 11:23 

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 【北京・赤間清広】米中両政府は11日、貿易戦争回避に向けた次官級通商協議を北京で始めた。12日も協議を継続している模様だ。14、15両日には閣僚級協議も予定されており、3月1日の交渉期限が迫る中、両国がどこまで歩み寄れるかが焦点だ。

 米中の通商協議は1月30、31両日にワシントンで閣僚級が開かれて以来。次官級協議には米国から通商代表部(USTR)のゲリッシュ次席代表らが出席。中国国営新華社通信によると、中国側からは外務省、商務省、国家発展改革委員会など関連部門の責任者が参加した。

 これまでの協議で中国側は、米国製品の輸入拡大など対米貿易黒字の削減策を示したが、米国側は知的財産権保護の強化や、外国企業に対する技術移転強要の是正など中国の構造問題の抜本改革も迫っており、双方の隔たりは依然大きい。

 米中は事態打開のためトランプ大統領と習近平国家主席による直接会談も視野に入れるが、開催時期や場所を巡り水面下で激しい駆け引きが続いており、実現は流動的だ。北京での一連の協議は首脳会談の調整も主要議題の一つになるとみられる。

毎日新聞

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