トランプ米大統領「正恩氏から美しい手紙」「心温まる内容」「前向きなことが起こる」

2019/06/12 10:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 トランプ米大統領は11日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長から前日に「美しい手紙を受け取った」と明らかにした。シンガポールで開かれた初の米朝首脳会談から12日で1年となるのに合わせた書簡とみられる。詳細は明らかにしなかったが、トランプ氏は「個人的で心温まる内容だった」と述べ、「非常に前向きなことが起こると思う」と3回目の首脳会談に改めて意欲を示した。ホワイトハウスで記者団に語った。

 トランプ氏は、北朝鮮が「核実験や大規模なミサイル発射はしていない」と指摘。金委員長との良好な関係を強調するとともに、「北朝鮮はとてつもない潜在力を秘めていて、それを誰よりも理解しているのは彼(金委員長)だ」と述べ、北朝鮮が非核化と引き換えに飛躍的な経済発展を遂げることができるとの従来の主張を繰り返した。

 2017年に殺害された金委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が米中央情報局(CIA)に情報提供者として協力していたとの報道に関しては、確認を避ける一方で「(金委員長に)私の政権ではそのようなことは認めないと伝える」と述べた。

 一方、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は11日、ワシントンで開かれたウォール・ストリート・ジャーナル紙主催の会合で、3回目の米朝首脳会談について「実現の可能性は大いにある。金正恩がカギを握っている」と述べた。【ワシントン高本耕太】

毎日新聞

国際

国際一覧>