7月4日までに人口の半数ワクチン接種完了目指す バイデン氏表明

2021/05/05 08:45 

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 バイデン米大統領は4日、ホワイトハウスで演説し、7月4日の独立記念日までに新型コロナウイルスのワクチン接種完了者を人口の約半分に当たる1億6000万人に増やす目標を示した。成人の70%が少なくとも1回の接種を受けることも目指す。米国では既に1億人以上が接種を完了したが、最近ワクチン接種のペースが鈍化。バイデン氏は「目標を達成すれば日常生活に戻る大きな一歩になる」と協力を呼びかけた。

 バイデン氏は「最初はワクチンの確保が焦点だったが、今やワクチンは十分にある。次はまだ接種していない人たちへの働きかけが焦点だ」と強調。目標達成には7月4日までの2カ月間で約1億回の接種が必要だとの見通しを示した。

 今後の課題として▽接種会場増設など利便性の向上▽接種に消極的な市民の啓発▽食品医薬品局が是非を審査している12~15歳への早期接種体制構築――の3点を挙げた。

 バイデン氏は、最寄りの接種会場を探せるウェブサイトのURLや、郵便番号を送るだけで接種会場のリストが返ってくる携帯電話のショートメッセージサービスなども紹介し、「今すぐに打ってほしい」と訴えかけた。

 米疾病対策センター(CDC)は、2回(ジョンソン・エンド・ジョンソン社製は1回)目の接種から2週間経過した人を「接種完了者」と定義しており、3日現在で約1億550万人が接種を完了した。ただ、1日当たりの接種回数は、4月1日に400万回を超えた後は減少傾向が続き、現在は200万回台になっている。【ワシントン秋山信一】

毎日新聞

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