トルコ、北欧2カ国のNATO加盟に否定的、米国は説得の構え

2022/05/14 09:25 

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 トルコのエルドアン大統領は13日、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請について、両国がトルコの反政府組織、クルド労働者党(PKK)の「活動拠点になっている」ことを理由に否定的な見方を示した。NATOの新規加盟には全加盟国の賛成が必要で、北欧両国の加盟を推進する米国はトルコの説得に乗り出す構えだ。

 ロイター通信によると、エルドアン氏はスウェーデンとフィンランドの加盟申請に関して「肯定的には見ていない。北欧諸国はテロ組織のゲストハウスになっている」と記者団に述べた。エルドアン政権はPKKを「テロ組織」とみなし、掃討作戦を続けている。

 エルドアン氏の発言に対し、米ホワイトハウスのサキ報道官は13日の記者会見で「トルコの立場を明確に確認するために動いている。フィンランドとスウェーデンのNATO加盟には幅広い支持がある」と述べた。また、フィンランドのハービスト外相は、14日にトルコのチャブシオール外相と協議する考えを示した。【ワシントン秋山信一】

毎日新聞

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