首相イランへ出発 「中東の緊張緩和へ役割果たしたい」

2019/06/12 10:42 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 安倍晋三首相は12日午前、イランを訪れるため政府専用機で羽田空港を出発した。現職首相のイラン訪問は、福田赳夫首相以来41年ぶり。到着後にロウハニ大統領と会談し、13日には日本の首相として初めて国政トップで最高指導者のハメネイ師と会談する。米イランの対立で中東情勢が緊迫する中、両国との友好関係を背景に緊張緩和を働きかける方針だ。

 首相は出発前、羽田空港で記者団に「中東地域では緊張の高まりが懸念されている。この地域の平和と安定に向けて、日本としてできる限りの役割を果たしていきたい」と語った。

 トランプ米大統領はイランの核開発断念に向け、経済制裁や軍事的圧力をかけながら対話を探っている。首相は11日にトランプ氏と電話で協議した。

 首相はイラン指導部との会談で、トランプ氏の意向を伝え、双方の橋渡し役を担う考えだ。また、今年が日イランの外交関係樹立90周年になることを踏まえ、伝統的友好関係を一層強化する方向で意見交換する。

 一連の会談には河野太郎外相も同席する。首相と河野氏は14日に帰国する予定だ。【小山由宇】

毎日新聞

政治

政治一覧>