都内へ移動「慎重な判断を」 茨城知事、在宅勤務など呼びかけ 新型コロナ拡大

2020/03/26 09:22 

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 茨城県の大井川和彦知事は25日の定例記者会見で、東京都内など感染が拡大する地域への移動について「慎重な判断をお願いしたい」と呼びかけた。都内などに通勤する人には、在宅勤務や時差通勤への協力を求めた。

 大井川知事は、県内の感染者の中に都内での感染が疑われるケースがあることを踏まえ、「感染が拡大している地域からのウイルスの持ち込みを極力防止するため」と説明した。

 県内で感染が確認された10人のうち、土浦市の40代女性は勤務先である永寿総合病院(東京都台東区)で感染した可能性がある。牛久市在住のゴルフ場従業員の40代男性も、都内での感染が疑われるという。

 渡航歴があった4人については海外での感染が疑われ、その他は家庭内などでの感染が疑われるとしている。県は、全体として感染源が不明の事例は少ないとして、現段階では、感染の連鎖やクラスター(感染者集団)が発生している可能性を否定している。

 また県は、筑波記念病院に入院中に感染が確認された80代男性に関し、濃厚接触者だった医療関係者ら21人と入院患者8人は、いずれも陰性だったと発表した。院内感染は起きていないと判断した。

 国の学校再開に向けた指針については、23日からの学校活動再開を容認した県の方針に沿うものだったとして、大井川知事は「粛々と学校活動を通常の状態に戻していきたい」と述べた。【鳥井真平、川崎健】

毎日新聞

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