G20テレビ会議、治療薬やワクチンの開発協力で一致 安倍首相、オリンピック延期説明

2020/03/27 00:31 

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 主要20カ国・地域(G20)の首脳は26日夜に実施したテレビ電話会議で、新型コロナウイルス感染拡大の阻止や治療薬やワクチンの開発で協力する方針で一致した。安倍晋三首相は、今夏に予定していた東京オリンピック・パラリンピックが「1年程度の延期」となったことを説明し、「人類が新型コロナに打ち勝った証しとして、完全な形で実施する」と協力を求め、各国の理解を得た。

 会議は約2時間10分にわたって行われた。安倍首相は「世界の英知を結集させて治療薬を一気に開発させる」と主張。世界経済についても「リーマン・ショックの時と同様にG20が底力を見せる時だ」と訴えた。

 G20首脳によるテレビ会議は初めてで、議長国のサウジアラビアが呼びかけて開催した。パンデミック(世界的大流行)に歯止めが掛からない中、16日に行われた主要7カ国(G7)首脳による緊急テレビ電話会議に続き、中国、ロシア、インドなど新興国を合わせたG20でも国際協調を確認した。【竹地広憲】

毎日新聞

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