感染者急増に安倍首相「重症化予防が極めて重要」 陽性者早期発見に検査徹底強調

2020/07/31 20:26 

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 安倍晋三首相は31日、新型コロナウイルスの新規感染者が東京都で過去最多となる463人確認されたことに関し、首相官邸で記者団に「感染状況を高い緊張感を持って注視している。陽性者の早期発見、早期治療を進める。重症化予防が極めて重要だ」と指摘。重症化の危険性が高い基礎疾患のある人や高齢者への感染拡大防止に向け、病院や施設での検査を徹底する考えを示した。

 菅義偉官房長官は31日の記者会見で、検査数の増加によって陽性者数も増えているとして、「大事なのは重症者の数ではないか。東京都ではピーク時は105人いたが、31日は6人減って16人だ」と強調。「現時点で緊急事態宣言を再び発出し、社会経済活動を全面的に縮小する状況にはない」と改めて述べた。

 31日の新型コロナウイルス感染症対策分科会では、オンラインで参加した東京都の小池百合子、大阪府の吉村洋文両知事が、飲食店などへの休業や営業時間短縮の要請と支援金を検討していると説明。西村康稔経済再生担当相は分科会後の会見で、休業協力金に使える臨時地方交付金を既に各自治体に交付しているとしたうえで、「今後の感染状況や対策を踏まえて、政府として何ができるか考えたい」と述べた。【堀和彦】

毎日新聞

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