兵庫・斎藤知事が最後の登庁 30日失職「任期満了までしたかった」

2024/09/27 11:05 

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 兵庫県議会から不信任決議を受け、30日で自動失職し出直し選に立候補することを表明した斎藤元彦知事(46)は27日午前、県庁で報道陣の取材に応じ、「この3年間、全力で仕事をしてきた。皆さんに感謝申し上げたい」と語った。この日は最後の登庁日。午後に県幹部との政策会議に臨む。「任期満了まで仕事がしたかった思いがある」と悔しさもにじませた。

 出直し選に向けては「自分なりの思い、できることを県民の皆さんに伝えていきたい」と抱負を語った。

 知事選を巡っては、同日中に県議会最大会派・自民党が対抗馬擁立に向けた検討会などで対応を協議する。県選挙管理委員会によると、公職選挙法の規定で失職の通知から50日以内に知事選が実施される。11月中の投開票が見込まれる。【村上正】

毎日新聞

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