石破首相、下野の可能性否定 関税交渉に「全身全霊で立ち向かう」

2025/07/20 22:41 

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 石破茂首相(自民党総裁)は20日夜、日本テレビの番組に出演し、昨年の衆院選に続いて参院選で「2敗」となったことで自民党が下野する可能性を問われ、「それはない」と明言した。

 首相続投の意向があるかについては「8月1日に(米国のトランプ)関税の期限が来る。それまで全身全霊で立ち向かっていかなければならない。あらゆる選択肢は排除されない」と述べ、続投を示唆した。

 石破氏は「何のために参院選で一生懸命訴え、比較第1党の支持を得たか、軽々に考えてはいけない」と主張した。自民が一定数以下の獲得議席にとどまった場合に退陣を考えるかも問われ、「自分の損得を考えてはいけない。国家のために何をすべきかを考えないといけない」と述べた。

毎日新聞

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