定数削減、「各党派との議論含めて維新と合意」 自民・梶山氏

2025/11/12 12:19 

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 自民党の鈴木俊一幹事長と立憲民主党の安住淳幹事長が12日、国会内で会談した。安住氏は自民が日本維新の会との連立合意に盛り込んだ衆院議員の定数削減について、各党派の話を踏まえながら丁寧な対応をすることを求め、自民側は理解を示した。また選挙の際の交流サイト(SNS)の利用のあり方について、国会での議論を再開することで一致した。

 会談には、自民の梶山弘志、立憲の笠浩史の両国対委員長も同席した。会談後、梶山氏は記者団に、定数削減について「各党各会派の意見を聞きながら議論していくのが本筋だ。それらも含めて維新との合意もできていると思っている」と述べた。SNS利用については、選挙運動に関する各党協議会での議論を再開させる考えを示し「規制ありきではなく、今ある課題をしっかり議論していく」と述べた。

 安住氏は定数削減について「特定の政党だけで決めるものではない」との認識で一致したとし、衆院の選挙制度協議会で議論するとの見通しを示した。SNS利用については来年の通常国会に向けて「表現の自由を守りながらも規制をかけていくという話になった」と述べた。【森口沙織、池田直】

毎日新聞

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