<1分で解説>物価高、防衛、クマ…巨額の補正予算案の中身は?

2025/11/29 17:30 

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 政府は28日、2025年度補正予算案を閣議決定しました。今回の補正予算案では、物価高対策や投資促進策などを中心とした経済対策が盛り込まれています。一般会計の歳出は18兆3034億円で、歳入の約6割を国債の追加発行でまかなうことになりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「2025年度補正予算案」を解説します。

Q 補正予算案の主な使い道は何かな。

A 経済対策の関係費用が17兆7028億円あり、物価高への対応に8兆9041億円、「危機管理投資・成長投資」促進に6兆4330億円、防衛力強化などに1兆6560億円が使われます。

Q 防衛費はどれくらい増えるの?

A 防衛関連経費には1.1兆円が計上され、「国内総生産(GDP)比2%」の目標を達成します。これは高市早苗首相が前倒しで実現すると示していました。

Q 災害やクマ被害にもお金を使うの?

A 予備費として7098億円を追加し、災害やクマ被害の拡大など、予想外の出来事に備えるためのお金も確保しています。

Q 国債はどれくらい発行するの?

A 11兆6960億円分の国債を追加で発行します。公共事業などの財源になる建設国債が3兆5390億円、建設国債を発行しても歳入が足りない分を補う赤字国債が8兆1570億円です。

Q 国債をたくさん発行すると、どうなるの?

A 国の借金が増えて財政が悪化します。将来、返済や利子の支払いが必要になるため、国の負担が大きくなります。

Q 税金による収入は増えているの?

A 企業の業績が好調なため、所得税や法人税の収入が増えています。2025年度の税収は過去最高の80兆6980億円になる見通しです。

毎日新聞

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