高市首相、レーダー照射「危険な行為で極めて残念」 中国側に抗議

2025/12/07 17:08 

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 高市早苗首相は7日、航空自衛隊の戦闘機が6日午後に沖縄本島南東の公海上空で、中国軍の戦闘機から断続的にレーダー照射を受けた問題を巡り、視察先の石川県で記者団に「自衛隊機と自衛隊員に被害はなかった。今回のレーダー照射は航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為で、このような事案が発生したことは極めて残念だ」と述べた。

 また「中国側には強く抗議し、再発防止を厳重に申し入れた。冷静かつ毅然(きぜん)と対応する。中国軍の動向を注視するとともに、我が国周辺の海空域における警戒監視活動に万全を期す」とも語った。【大野航太郎】

毎日新聞

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