高市首相「状況注視し、適切に対応」 日中関係悪化の経済影響巡り

2025/12/09 09:57 

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 高市早苗首相は9日、衆院予算委員会で台湾有事を巡る自らの国会答弁をきっかけに日中関係が悪化し、経済活動への影響が懸念されることについて問われ、「中国側の一連の措置による影響を含め、状況を注視し、適切に対応していく」と述べた。

 中国側が日本への渡航自粛を要請したり、日本のアーティストによる中国でのコンサートが相次いで中止になったりするなどしているとして、自民党の柴山昌彦氏が対応を尋ねた。

 これに対し、首相は「我が国としては中国との間で懸案や課題があるからこそ、それらを減らし、理解と協力を増やしていく方針には変わりがない。さまざまな対応を行うことに日本側はオープンだ」と強調した。【田中裕之】

毎日新聞

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