入札情報得た業者、わずか200円差で落札 官製談合容疑で市職員逮捕の西宮

2019/02/12 20:21 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 兵庫県西宮市の官製談合事件で、道路関係部署の工事でも入札情報が漏れていたとして、県警捜査2課は12日、市道路建設課副主査の瀬戸亮太容疑者(32)=神戸市東灘区=を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕した。情報を得た業者は最低制限価格をわずかに200円上回る額で落札していた。

 逮捕容疑は、昨年8月下旬にあった市発注の墓地ののり面補強工事の入札に関し、同月上旬に設計金額を大喜建設(西宮市柳本町)に漏らし、落札させたとしている。

 県警は同社の技術管理部長、竹本元計(もとかず)容疑者(51)=公契約関係競売入札妨害容疑で既に逮捕=も同容疑で再逮捕した。捜査2課は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 捜査関係者によると、大喜建設側は入手した設計金額を基に非公表の最低制限価格(4073万9600円)を算出したとみられる。この入札には同社を含む15社が参加した。

 西宮市によると、瀬戸容疑者は2017年4月から道路建設課に勤務し、1人で工事の設計や費用の積算を担当。担当した工事3件のうち2件を大喜建設が落札したという。

 1月29日には市下水建設課副主査、広瀬大輔容疑者(35)が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されている。【黒詰拓也】

毎日新聞

社会

社会一覧>