狙った高級車をレンタル GPS取り付け返却後に追跡盗 容疑の男再逮捕 兵庫県警

2019/06/12 14:00 

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 レンタカー店で借りた国産高級車にGPS(全地球測位システム)を取り付け、返却した後に盗んだとして兵庫県警は12日、大阪市城東区の自称投資家、川西智弘容疑者(36)を窃盗容疑で再逮捕したと発表した。関係者によると、川西容疑者は大阪に拠点を持つ「走り屋」グループのリーダー格といい、さまざまな手口で車を盗んで乗り回したり、転売したりしていたとみて調べている。

 再逮捕容疑は1月、兵庫県西宮市内で県内の高級車専門のレンタカー店から他の客が借りていた高級ワゴン車1台を盗んだとされる。県警は、共謀したとして同じ容疑で他に男1人を逮捕、別の男1人を再逮捕した。

 県警によると車は川西容疑者らが以前にレンタルし、車内にひそかにGPSを設置。合鍵を複製した上で店に返し、GPSで位置を確認した上で盗んだとみられるという。ワゴン車は新車なら約800万円する車種だった。

 川西容疑者は、ネットオークションに車を出品していた山形市の男性会社員(58)に「試乗させてほしい」と頼んで山形県内で乗り逃げしたとして5月、窃盗容疑で逮捕された。この時は、燃料不足で車を乗り捨てていたという。試乗名目で車が盗まれる被害が兵庫県明石市内などで別に数件あり、県警は余罪を追及する。

 川西容疑者は昨年11月には、東大阪市内の自動車専用道路で時速約280キロで暴走したとして大阪府警に道路交通法違反(速度超過)容疑で書類送検された。【韓光勲】

毎日新聞

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